すこってぃーのハッピーソング日記♪

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夢 3

「それで…何があったの?」

心なしか

嫁の表情が重く見えた

「うちにあるクローゼットの上に、小さい戸があるのって、知ってる?」

わからなかったが話しをそらさぬよう

それがどうしたのか尋ねた

「なんか少しだけ開いてたから閉めようと思ったの。そしたら中に…ぬいぐるみが入ってて…」

「ぬいぐるみ?」

とっさに聞き返す

「ぬいぐるみの…頭が全部切りとられてて…」

そこまで話すと嫁は

小刻みに震えだしていた

~~~~~

次の日の朝

様子を見にうちに戻ってみた

住み慣れたはずのうちが

なぜか近寄りがたく感じた

俺の背中にくっつきながら

嫁がクローゼットまで案内する

嫁が話していたねいぐるみを確認する

嫁が話したとおり

ぬいぐるみがあり

胴体から上は無かった

頭と胴を切り離されたぬいぐるみを目にし

瞬間過去の違和感が蘇ってきた

仕事で使っていたカッター…

恐れていた事が現実になったようだ

相手は大家

家に侵入するのなど訳無いだろう

もうここに住めるわけがなく

2人で簡単に荷物をまとめ

家を出る事にした

「お義父さん達には申し訳ないけど、次が決まるまでお世話になろう…」

そう話しながら家を出ると

玄関の前に大家が立っていた

あの時

暗闇の中立ちすくむ大家を見た時と同じ衝撃が走った

そして

「引っ…越す…の?」

「私が…おかしくなったから…引っ越すんでしょ?」

「な、何言ってるんですか、そんな事無いですよ…」

苦笑しながら思わずその場を取り繕うと

今自分がおかれてる状況を理解した

直ぐさま大家の両腕を抑え

手に持った出刃包丁のような刃物を取り上げようとした

大家は奇声のような叫び声をあげ

更に俺の首元に噛み付いてきた

首筋に激痛が走る

とっさに俺は

大家を突き飛ばした

思ったより簡単に大家は
俺から離れ

そしてそのまま

階段を転げ落ちていった

映画やテレビで見る階段落ちと違い

首や手首が有り得ない方向へ曲がり

額と鼻からは

どす黒い血が流れていた

その光景を目の前にして

俺はただ立ちすくみ

嫁が後ろで悲鳴をあげていた

~~~~~~~

その後救急車を呼び

大家は搬送されていった

俺は警察の取り調べを受ける為

刑務所の方に連れていかれたが

正当防衛として釈放された

突き飛ばした時の感覚

大家の顔

ぐったりとした姿

全てが頭に焼き付いて離れず

その日眠りにつく事が無いまま

次の日の朝を迎えた

~~~~~~~~つづく
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