すこってぃーのハッピーソング日記♪

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夢6

ここ最近

嫁が家から出れない為

今日は俺が代わりに子供を外に連れ出す

散歩がてらあのアパートに行き

昨日の続きをしようと考えていた

引越しの日程はまだ先なのだが

早いうちに片付けてしまいたいし

それに

出来るだけここにはもう来たくなかった

もう半分ぐらいは片付いていたので

家の中も広く

息子は一人駆け回って遊んでいた

それじゃあ始めますかー

と1人つぶやきながら

作業を開始した

~~~~

あーちょっと休憩

2時間ほどたち

キリのいい所で少し休む事にした

いつの間にか息子は

遊び疲れたのか寝ている

その寝顔を見ていると

嫌な思い出が消え

幸せな気持ちになるから不思議だ

(ピンポーン)

突然玄関のチャイムが鳴り響いた

思わず体がビクッとしてしまったが

息子が起きぬよう

ゆっくり玄関に向かった

誰だ…?

と思い

小さな穴を覗き込む

……

誰もいない…?

直感というか

なんだかとても嫌な予感がした

もう帰ろう…

まだ片付けは終わってないが

息子も一緒だし帰る事にした

部屋に戻り

息子を抱き抱え

玄関に戻ろうと

振り返ったその時

ベランダの窓ガラスが激しい音とともに割れ落ち

その場所に

あの大家が立ちすくんでいた

~~~~~

抱き抱えている我が子を

強く抱きしめる

額から汗が流れる

片足を引きずり

左腕にはギブス

右腕には

出刃包丁を持ち

近づいてくる大家

その異常な殺意を前にして

金縛りにあったかのように

身動きが取れずにいた

…殺される

逃げろ!

逃げろ!

逃げろ!

~~~~~

やっとの思いで大家を背にし

走りだす

しかし遅かった

背中に強烈な痛みが走る

息子を抱えたまま倒れ込み

何が起きてるか理解していない息子は

当然泣き出した

こいつだけでも助けなければ…

再び抱き抱え

玄関に向かう

しかし

二度目の激痛が

今度は腰のあたりに走る

あまりの痛さに膝が震え

その場にしゃがみこんでしまいそうなのを

必死でこらえた

もう…駄目だ…

泣き叫ぶ我が子を抱き抱え

あの大家から逃げきれる自信が無かった

逃げれたとしても

どこまでも追いかけてきて

また襲われるような気がした

それならば

俺らが殺される前に

この大家を

殺そう

絶望からの

決死の覚悟だった

~~~~~~

足元には

さっきまで

引越しの片付けに使っていた

業務用のカッターがある

それを手にした途端

自然と

過去の出来事を思い返していた

俺が生まれ

嫁と出会い

息子が生まれ

考えてみたら

今まで特別困った事とか

あんまり無かったなぁ

順風満帆に今まで過ごし

俺は幸せ者だったのかもしれない

息子には

まだ連れていきたい所とか

いろいろあったんだけどなぁ

授業参観とかも行ってみたかったなぁ

………

ほんのカッターを拾い上げるまでの間に

俺はものすごく色々な事を考えていた

これが走馬灯ってやつなのかな…

そしてカッターを大家に向け

大家の喉元を目掛け

突き刺した

しかし手も

足元も

震えが止まらず

狙いは喉元からそれ

大家の目にカッターの刃が

突き刺さった

そしてそのまま

大家と共に倒れ込んだ

大家は人間じゃない

獣のような奇声をあげ

床をのたうちまわっている

俺は最後の力を振り絞り

大家の包丁を手にし

それをそのまま

大家の背中に突き刺した

終わった…

血だまりのできた

こんな凄惨な現場を目撃させて

ごめんな

はいつくばりながら

我が子に近づき

抱きしめた

しかし

平和は一瞬だった

気付くと部屋の中が

白く霞んでいた

煙…?

吐血し

血のついた口で大家は

ニターっと笑った

~~~~

嘘でしょ?

ほんとは2人とも生きてるに決まってる

そんな訳ない

そんな訳ない

そんな訳ない

「アパート全焼 焼け跡から3名の焼死体……」

手にした新聞の記事を読む度に

現実が受け入れられず

ただただ涙を流していた

なんで?

なんで

どうして

私だけ

どうして

みんな

いなくなっちゃったの…

…………

窓の外には

3人組の家族が

幸せそうに歩いていた

~~~~~~~~おわり
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